ヒマつぶし情報
2021.11.01
”俺の勝手”に厳選した呂布カルマおすすめ楽曲!
名古屋を代表するラッパー呂布カルマ
千鳥の『相席食堂』に出演など、
幅広い活躍をしている今話題のラッパー
呂布カルマさん(以下、呂布さん)のおすすめ曲を紹介いたします!
ちなみに今回は、呂布さんのアルバム『SUPERSALT』、『The Cool Core』、
呂布さんが客演(feat.)で参加している餓鬼レンジャーのアルバム『キンキーキッズ』、
呂布さんの参加するユニットnueのアルバム『Bokeh』から1曲ずつご紹介してます!
呂布さんについての説明は以前記事にしているのでもしよければそちらもどうぞ!
YABO from『SUPERSALT』
それでは一曲目はこちら!
DJ Whitesmithによるエモーショナルなリフから始まるBEATに
呂布さんの純朴で精緻なリリックが相愛的で
真っすぐに耳から心へと流れていくような感覚になります。
下記が自分に一番バシっとくるリリックの一部です。
”be my self そのまんまで愛せる
なぜか涙が出る やっぱり笑える
みんな変わっていく それも分かってる
だけど覚えてる いつだって帰ってこれる
呂布カルマ 「YABO」”
韻の踏み方が気持ちよく、違和感のなく
また洗練されているので言葉としても感傷に突き刺さしてきます。
聴き終えた後に残るモノと、洗い流されたモノ。
その正体は聴いていただければ分かると思います。
それを言葉にするのはたぶんヤボ。
アルバム『SUPERSALT』では
この次の曲がCALM DOWN (album version)で
その流れも素晴らしく、アルバムの終わりを告げる2曲でありながら最後には”始まり”を感じるような。
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オーライオーライ from『The Cool Core』
一度聴けばやみつきになる楽曲ナンバーワンかもしれない。
初めて自分が聴いた呂布さんの曲はこの曲でしたが、
そのシーズンは何度もリピートしていた覚えがあります。
イントロから抜群にキメてくれるtrack by 蓮臥。
無機質で不気味ささえ感じるほどであるのに異質な鮮度を持ったBEATは
2014年の作品と思えないほど、いつ聴いても度肝を抜かれる。
そこに乗っかる呂布さんの、攻撃的であり冷ややかな言葉は
まさに”呂布カルマ”たる気がする。
”ここが天国だなんで
それじゃまるで地獄みたいじゃないか
クソったれもアーティストも一緒くたなら
クソも芸術もおんなじだな
呂布カルマ 「オーライオーライ」”
この一節で、何かをグサッとされる感覚になる人もいるかもしれません。
事なかれ主義でいられない気にさせてくれる最強の曲です。
この曲でオープニングを告げる
アルバム『The Cool Core』は呂布さんの代表曲ともいえる俺の勝手も収録されている痺れる作品。
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出典元:TOWER RECORDS https://tower.jp/item/3495488/The-Cool-Core"
超越 feat.TWIGY & 呂布カルマ from餓鬼レンジャー『キンキーキッズ』
こちらは客演の楽曲ですが、呂布さんの柔軟さと幅広さを感じる1曲。
どんなBEATの上でもオリジナルであり続ける至高。
何より、下記のリリックの部分に一番惹かれました。
”ラップが上手い分 他は疎か
気に食わんなら ここで降ろそうか
俺のラップはいつもどこか愚かだが
そこがいいらしい
餓鬼レンジャー 「超越 feat.TWIGY & 呂布カルマ」”
ただ普通に読むだけでも分かる堅い韻です。
これを違和感なくBEATに乗っけている凄みは一度聴けばわかると思います。
個人的にめっちゃ好きなリリックで、
らしさが際立つリリックで踊らせる楽曲。
呂布さんはこちら以外にも、色々なアーティストの作品に客演で参加しています。
そちらも是非チェックしていただければ、呂布さんの深みにハマっていく事間違いなし!
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NUE from『Bokeh』
最後の1曲は9月24日に世界配信されたアルバム『Bokeh』から。
この作品は 呂布カルマ、TAKASHI TSUZUKI、鷹の目、から成るユニットnueによるもので、
いつもの呂布さんの作品とはまた別の一面を楽しめると思います。
鮮度抜群の最新曲を是非チェックしてください!
このアルバムの中ではNUEの前後の楽曲、
golden timeとnew halfも際立たせる最上の並びです。
CDの発売は11月10日だそうです。
まずは配信を聴いていただき、ともに盤もGETしましょう!
ちなみにこのアルバムのジャケットは
攻殻機動隊というアニメの中に登場する「笑い男」ロゴデザインでも知られている
Paul Nicholsonが手掛けています!
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自称ラッパーやってます。
おもにHIP-HOPやラップ関連の記事書きます。